| B)詐欺、スリ |
|
泥棒の被害よりはこちらの被害の方が多いようです。特に観光客が狙われやすいので、注意してください。
昔からよくあるケースを列挙しますと、
|
|
1王宮近くを歩いていると、学生風の男が寄ってきて流暢な英語で、「自分はタマサート大学の学生で今日は試験前の休みなのだが、試験に自信がないのでお寺に行って拝んでくるつもりだ。あなたも一緒に行かないか」と話を持ち掛け、船でチャオプラヤ川を溯りいろいろな寺を親切に案内してくれるのですが、最後に船頭が川の真ん中で船を停めお金を要求してきます。男と船頭は何やらタイ語でやりあっていますが、「この船頭は大金を吹っかけてきた。生憎私には今それだけの持ち合わせがないので、申し訳ないが後でお金を返すので、少し貸してくれないか」と切り出します。結局船頭と男はぐるでお金はそのまま返らないというケース。
|
|
2見知らぬタイ人(フィリピン人)がトランプをやらないかと、持ち掛けてきます。最初はお金も賭けずに和気あいあいとゲームを続けますが、そのうち誰かがお金をかけようと提案してきます。
ゲーム開始当初は勝つものの、だんだんと負けてきて最後には持ち金がなくなると、クレジットカードで金(ゴールド)を買い負け越した分を払わされるというケース。もちろんいかさまゲームで被害者以外はみな仲間です。
|
|
3 道を歩いていると大きな地図を持った女性(オカマ)が英語で話しかけてきて「私はシンガポールから来ました。○○ホテルまで行きたいのですが、タクシーの運転手に話しても全く英語ができないため、大変申し訳ありませんが、教えてくれませんか(又は一緒に行ってくれませんか)?」と、たずねてきます。(この場合女性がタクシーにすでに乗っていて、タクシーのドアを開けながら聞く場合と、路上で聞く場合があるようです。)
いずれもタクシーに一緒に乗り込むと体をべたべた触ってきて注意が散漫になっている間に財布を抜き取るというケース。タクシーを待たせている場合は運転手とぐるです。
|
|
4 空港で到着ロビー出口近くで到着者の名前をボードに書いて会社からの出迎え人のように装い、目的のホテルは満室で泊まれないと偽り、まったく別のホテルに連れて行きます。そこで高額のホテル料金又はガイド料金を請求してくるケース。
|
|
5 安宿が密集するカオサン近辺で多いようですが、路上で「宝石が安いよ。日本に持っていっただけで
買い値の2,3倍で売れるよ」と話を持ち掛けてきます。最初は取り合わない人間でも、何度も違う人間に持ち掛けられるとつい本気にし、二束三文の物を買ってしまうケース。
|
6 プーケット行きなどの長距離バスの車内で多いようですが、隣に座った人から睡眠薬入りの飲み物を勧められ眠っている間にパスポート、現金等を取られてしまうケース。
これと似たようなケースで、行きずりの女性とホテルに行き睡眠薬をビールに入れられ金品を盗まれたケースや路上で腕を触られた瞬間意識はあるのですが、相手の言いなりに金品を差し出してしまったケース等があります。 |
| 日本人による詐欺事件 |
|
日本人による詐欺事件も多発しています。その中でよく知られている例を挙げてみます。
日本からのお客さんがあると、空港にパトカー先導で送迎し、自分はタイの警察、政府関係に大きなコネがあるように見せかけ架空のビジネスを持ち掛けるケース。最初は事務所は「ただで自由に使っても良い、経営のコンサルタントをしましょう」などと話を持ち掛け相手を信用させ、相手の懐具合を見て態度を豹変させ、脅しにかかるというものです。なおタイでは警察官は副業が許されているので、お金を払えば容易にパトカーの先導ができます。
|
| 対策としては |
|
1のケースは私も引っかかりました。(お恥ずかしい)
1,2のケースは私が来た頃に多発していたようです。現在は3,4,5のケースが特に多いと聞いています。3のケースは私自身が遭遇しましたが、「女性」というのがちょっと見ただけでオカマと分かるのですぐに変だと気付き何事もなく済みました。ただこのケースでは組織立ってやっているようで、場合によっては美女2人組みもあるようですから注意してください。なお彼女(?)は、とにかくしつこく私の持っていたショルダーバックの中を見たがっていました。
|
●日本語や英語で話しかけてくるタイ人には気を付ける
特にリゾート地、歓楽街で声をかけてくる者(客引き・タクシーの運転手等)を相手にしてはいけません。普通のタイ人が外国人に話し掛けることはあまりありません。またタクシーですが客待ちのタクシーにはくれぐれも乗らないように。
|
|
●賭け事には参加しない
タイでは仮にお金を掛けていなくてもトランプは禁止されています。公衆の面前ではしないように注意してください。
|
●安易な金儲け話には飛びつかない
日本でも同様だと思います。本当に良い話なら見知らぬ他人に教える筈がありません。
|
|
●相手が日本人であっても簡単に信用しない
同じ日本人同士ですと言葉が分かる為か簡単に引っかかる人が多く、タイ人に騙されるより1件あたりの被害額が大きいようです。
|
|
●空港での出迎え者の会社名、名前はあらかじめ確認しておく
できれば知人からの名刺を出迎え者に持たせるなど本人であることの証明をはっきりさせる
|
●見知らぬ者から飲み物などをもらわない
純粋に親切心からということもありうるので、なかなか断りにくい場合もあると思いますが、よく相手の観察をして少しでも変だと思われる場合は断ったほうが無難でしょう。
|
|
●長距離バス・鉄道を利用する際には貴重品を肌に付けておく
日本でも同じだと思います。
|
●人前では財布の中身が見えないように注意する
あらかじめ小額のお金はポケットに入れておいたほうが良いでしょう。 |
| C)その他 |
|
長期旅行者が集まるカオサン地区やパッポン、ソイカウボーイ等の歓楽街では大麻、ヘロイン、エクスタシーなどの麻薬も入手しやすいようです。タイでも日本と同様これらの麻薬を所持する事は違法です。タイの場合麻薬の売人が報賞金目当てに客に売りつけた後、すぐに警察に通報する事が多いようです。麻薬によって逮捕され、現地の刑務所に入っている日本人もいるようですので、つい魔が差してなんて 事にならないように注意しましょう。
|