コンピュータ販売
弊社では1997年以来、日本語環境のコンピューターの製造企業として、多数の在タイ日系企業及び個人に販売を行っています。
パソコン購入・管理ガイド


 家庭向け、企業向けを問わず、パソコンを購入するにあたり、ノート型が良いのか、デスクトップ型が良いのか?タイで日本語環境のコンピュータは調達可能なのか?故障時の対応は?…などなど、タイに住む日本人の中にも、パソコンのことで悩んでいる方が大勢います。そこで、パソコン選びの際の簡単なポイントとタイでの使用にあたっての注意点を説明します。

1. デスクトップ?ノートブック?
 
使用の用途として、いろいろな場所に持ち運ぶのなら、ノートブックが適しています。また、場所をとらないため、最近では事業所のパソコンとしても人気があり、タイでも日常業務で使用する方も多いようです。ただ、ノートブックはもともと携帯用であるため、長時間の使用にはあまり適していません。1〜2時間使用した後は、少し休ませたほうが良いでしょう。

ノートブックの欠点として、
(A)本体が小さいため熱が内部にこもりやすく、故障しやすい。
(B)故障の際、パーツが高価である。
(C)日本からの持込の場合、現地で部材が手に入らないために日本に持ち帰り修理が必要。

などの問題が挙げられます。

 (A)については、タイは年中30度を超えるので、使用場所では必ずエアコンの使用をお勧めします。長時間使用することで、内部温度は高温になるので注意が必要です。また、ノートパソコンの通気孔の近くに物を置いてふさいだり、ノートパソコン用のキーボードカバーを使うと、熱がこもりやすくなり故障の原因となるので、あわせて注意しましょう。

 (B)、(C)に関しては、パーツの種類にもよります。ハードディスク、メモリは汎用性があるため、パーツを現地で購入して交換することも可能ですが、その他の部品は、メーカー毎で使用している部品が異なるのでほとんどの場合、日本での修理・交換が必要となります。

 また企業などで利用しているノートブックのうち、日本からの使い古しを渡されて使用しているという話もよく聴きます。そのようなパソコンの場合、モデルも古く、液晶も使用時間が経過しているため、画面下部がぼんやり暗くなっていたりするものも多く見受けられます。当然、最新型のパソコンと比べると液晶の寿命も短いです。液晶の交換についても依頼を受けることがありますが、やはりこれもタイで購入した場合を除いて、日本で交換するしか手段はありません。
 なお、ノートブックを日本から持ち込む場合、日本でGlobal Standard(国際標準)のPCカードモデムを別売りで購入する方が多く見受けられますが、多くの場合、必要有りません。ほとんどの場合、ノートブックに内蔵されているモデムで使用可能です。それが使用できない場合に、タイで購入するほうが良いと思います。

次に、デスクトップの欠点として、
(A)当然のことながら、持ち運んで使えない。
(B)場所をとる。

などの欠点が挙げられますが、ほとんどのパーツは汎用性がありタイにて調達が可能です。ですから、故障時も比較的修理しやすいと思います。パーツの費用もノートブックほどかかりません。
 
また、パソコンの電源についても日本から持ち込まれたパソコンは100V使用のものがほとんどで、プラグのさし間違いなどで電源を壊してしまう場合がよくありますのでお気をつけ下さい。



2.スペックに関して

特に注意する点はCPUの速度、メモリの容量、ハードディスクの容量です。

(A)CPUは一言で言うと人間の頭脳にあたります。Pentium4やCeleron、Athlon XP、などという言葉を聞いたことがあると思いますが、これはCPUの種類です。その後ろに、1.6GHzとか2.4GHz.などと書いてあるのがそのCPUの処理速度となり、この数字が大きければ大きいほど頭の回転が速い、すなわち一度に処理するデータ量が多いということになります。
また、最近では1台のパソコンに2台のCPUを載せるDual CPUタイプのものもあり、これは3Dのレンダリング処理などグラフィックデータを大量に処理する場合に威力を発揮します。

(B)メモリはデータの一時保管場所です。古いパソコンは16MB〜32MBほどの容量しかありませんでしたが、最新のOSを動かすのであれば最低でも128MB。快適に動かすのであれば256MB以上必要だと思います。また、CADや画像処理のソフトを使用する場合はさらに増設することをお勧めします。メモリが不足すると、ソフトの起動に時間がかかったり、フリーズの発生などの原因になります。最近のパソコンは最大で1GB以上のメモリを搭載可能になってきています。

(C)メモリが一時的にデータを保存するのに対し、ハードディスクはデータを蓄えておく入れ物で、電源を切っても消えません。入れ物ですから、小さい入れ物は物を入れるとすぐにいっぱいになり、大きな入れ物はいっぱいになるまで余裕があります。昔と比べて、OSやソフトウェアのサイズが大きくなっているため、大容量のハードディスクを購入したほうが、後から容量が足りなくなって増設するよりも良いでしょう。

 他にはインターネットに必要なモデム、音楽を聴いたり、映画も見られるDVD、CD−ROM、CD−RW等がありますが、この辺のスペックはどのメーカーも大差ありません。
 最近、普及しつつあるのは、DVDマルチドライブや無線LAN用のカード、デジタルカメラで使われるメモリーカード用のカードリーダです。また、USBタイプのメモリーカードもフロッピーディスクの代わりとして利用されている方も増えているようです。



3. タイ国におけるコンピュータ環境

タイのコンピュータを取り巻く環境は、日本ほどよくありません。ざっと見てみると、以下のような問題点が目に付きます。

(A)電源・電圧について
 
 ノートブックはアダプタを使用するためオートボルテージ対応がされており、100V〜240Vまで使用可能です。タイは220Vなのでそのままコンセントに差し込んで使う方がほとんどですが、タイの電圧の上下は日本のそれと比べて非常に大きいため、アダプタが故障するケースも多く見られます。アダプタだけであれば修理可能ですが、メインボードやハードディスクといった部品まで故障する場合があり、修理・交換費用が非常に高くつく場合がありますので、なるべく変圧器の使用をお勧めします。

 また、タイでは未だに停電が頻繁に起こりますので、日本からお持ちのデスクトップ型のPCにはUPS(無停電電源装置)を変圧器と併用してください。

 UPSは停電後一定時間のバックアップ機能とスタビライザー機能(一定電圧を供給/220ボルト以上で入ってきた電圧を220ボルトに落とす)を兼ね備えていますので、ぜひご利用ください。

(B)漏電について

 スクムヴィット界隈の高級マンションは別にして、一般のアパート、一軒家、タウンハウス等ではアースがない場合が多く、漏電している可能性があります。

 パソコンの後ろの金属部分を手で触ると(注意!!)ビリッとする場合が多く、もしそのような現象が見られた場合はすぐに使用を中止してください。その際には、パソコンの電源を入れないでおくと言った措置では不十分で、元のコンセントから抜いておかなければ、漏電した電流はコンピュータ内部に常に入っています。

 このような場合はアパートの管理人に言ってコンセント毎にアースの配線をしなければなりませんが、なかなか理解してくれる人はいないようです。コンセントは3口が理想的ですが、仮に3口でも、手抜き工事でアースの線が途切れ、役割を果たしていない場合も有ります。

(C)落雷について

 タイの雨季は落雷が多く、家のすぐそばに落ちることもままあります。雷が激しいときはコンセントから線を引き抜くとともに、電話線もパソコンから抜いてください。落雷でモデムが故障するケースも非常に多く見受けられます。

(D)室内温度

 前述しましたが、タイは年中高温の土地です。そのため、エアコンの聞いていない部屋で長時間のパソコンの使用は避けたほうが良いでしょう。また、直射日光のあたる場所での使用も厳禁です。パソコンの周りはいつも整理整頓して本や書類を立掛けたりせず、通気を良くする事も大切です。最近のパソコンはCPU、ハードディスクともに高速になり、その分昔のパソコンよりも熱が出やすくなっています。


(E)ホコリについて

 パソコンにとって大敵なのは、(D)で述べた温度、そしてホコリです。デスクトップパソコンは特にホコリを吸いやすく、パソコン裏側のファンの部分にホコリがたまっている事が多いです、数ヶ月に一度はホコリを吸い取ってあげてください。

 工場などでパソコンを使用する場合、ホコリを完全にシャットアウトすることは不可能ですが、なるべくホコリのない場所に設置したり、使用後はカバーを掛けたりする防塵対策を講じてください。(ただし、使用するときは熱の関係からもカバーは全て取るように)

 デスクトップのケースを開けてホコリを掃除するときは、かならず全ての電源を落とし、コードを抜いて開いてください。また、内部のパーツやケーブルに触れることの無いように気をつけてください。

(F)蟻
 
故障で持ち込まれたパソコンを調べていたところ、ハードディスク部分にアリが入り込み線を噛み切られていたために故障していた、ということがままあります。日本でなら部屋にアリが入ってくるというのは余り見かけないと思いますが、タイにいると部屋の中でアリを見かけるということがよくあります。パソコンのそばで飲み食いをすると、その屑にアリがたかりそれがパソコンの中に入って・・・ということがありますので、机の上はいつも清潔にしておきましょう。また、工場などで使っている場合は、直接床におかず、台を用意してその上に乗せる等、工夫したほうが良いでしょう。



4. コンピュータウイルスおよびコンピュータの管理に関して

 パソコン購入時はウイルス駆除ソフトの最新版が入っていますが、毎月ウイルス駆除データのアップデートをしなければ、ウイルスが実際に進入してきてもソフトはそれをウイルスとして認識しません。ウイルスは世界中で1ヶ月当たり数百のペースで増え続けており、増えることはあっても、減ることは無いのが現状です。ですが、一般ユーザの間ではウイルス対策が十分でない方も多く見られます。

 特にネットワークで複数のパソコンが結ばれている場合は、単独で使用しているパソコンに比べて、ウイルスによる被害は大きくになります。定期的なウイルスのチェックとソフトのアップデートを怠らないようにしてください。

 また、パソコンの管理に関しても、日系企業ではローカル企業と同様、ほとんど関心が払われていないようです。例えば、お昼休みや終業後に社員がパソコンにゲームをインストールして遊んでいる、または、会社のインターネットアカウントを勝手に利用してチャットをしているなどです。

 ゲームソフトに関して言うと、そのほとんどが海賊版で、その中にコンピュータウイルスが入っていることがよくあります。また、日本語環境のパソコンに他言語のソフトをインストールすることによって、動作が不安定になったり、画面表示がおかしくなったりすることも考えられます。



5.パソコン購入&メンテナンスガイド 

弊社では事業所用・家庭用のパソコンを取り扱いしております。

 カスタマイズが手軽な、JS Siamオリジナルの組立デスクトップパソコンから、メーカー製デスクトップ、ノートブックパソコンや社内ネットワーク用のサーバー、特殊業務用のPC(注1)のお取り扱いも行っております。

 最初にも申し上げましたが、メーカー製デスクトップ・ノートブックパソコンのハードウェアはタイ仕様ですが、万が一メーカーのメンテナンスを受ける場合のことを考えれば、日本から持ってくるよりも、タイで購入することを強くお勧めします。

 これは、周辺機器にも言える事です。特にプリンタに多いのですが、ほとんどのプリンタは日本国内で使用することを目的として作られているため、電源が100V仕様のものがほとんどです。そのため、電源コードを220Vにさし間違いを起こしても、状況によっては修理できない場合もあります。また、仮に修理できる場合でも、一番安いクラスのプリンタが1台購入できるぐらいの費用がかかる場合もあります。また、日本から持ってきたものの場合、消耗品が見つかりません。このような面から見ても、現地調達をお勧めします。
 
 弊社にてご購入いただければ、万が一の故障の際も、販売店である弊社へお持込いただければ、、お客様の手を煩わすことなく責任を持って修理を承ります。

 「タイで購入するパソコンだから日本語は使えないのでは?」とお考えのお客様もいらっしゃるでしょうが、弊社で販売しているパソコンには日本語Windowsをプレインストールしておりますので、日本語のソフトウェアも問題なくご利用いただけます。

 既存のパソコンのメンテナンス・アップグレードに関するご相談も承っております。日本からお持ちのパソコンや周辺機器等のメンテナンスも可能ですのでご遠慮なくお問合せ下さい。

 最新の価格につきましては弊社までお電話下さい。お客様のご要望・ご予算にあわせてお見積もりさせていただきます。

(注1)お客さんの用途に合わせたスペックで販売を行っておりますので、例えばグラフィック関係、オートキャド等の用途でお使いの方にはマザーボードをはじめメモリー、グラフィックカード等を一般事務用とは別に強化出来ます。



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