| 3. タイ国におけるコンピュータ環境 |
タイのコンピュータを取り巻く環境は、日本ほどよくありません。ざっと見てみると、以下のような問題点が目に付きます。
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| (A)電源・電圧について |
ノートブックはアダプタを使用するためオートボルテージ対応がされており、100V〜240Vまで使用可能です。タイは220Vなのでそのままコンセントに差し込んで使う方がほとんどですが、タイの電圧の上下は日本のそれと比べて非常に大きいため、アダプタが故障するケースも多く見られます。アダプタだけであれば修理可能ですが、メインボードやハードディスクといった部品まで故障する場合があり、修理・交換費用が非常に高くつく場合がありますので、なるべく変圧器の使用をお勧めします。
また、タイでは未だに停電が頻繁に起こりますので、日本からお持ちのデスクトップ型のPCにはUPS(無停電電源装置)を変圧器と併用してください。
UPSは停電後一定時間のバックアップ機能とスタビライザー機能(一定電圧を供給/220ボルト以上で入ってきた電圧を220ボルトに落とす)を兼ね備えていますので、ぜひご利用ください。
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| (B)漏電について |
スクムヴィット界隈の高級マンションは別にして、一般のアパート、一軒家、タウンハウス等ではアースがない場合が多く、漏電している可能性があります。
パソコンの後ろの金属部分を手で触ると(注意!!)ビリッとする場合が多く、もしそのような現象が見られた場合はすぐに使用を中止してください。その際には、パソコンの電源を入れないでおくと言った措置では不十分で、元のコンセントから抜いておかなければ、漏電した電流はコンピュータ内部に常に入っています。
このような場合はアパートの管理人に言ってコンセント毎にアースの配線をしなければなりませんが、なかなか理解してくれる人はいないようです。コンセントは3口が理想的ですが、仮に3口でも、手抜き工事でアースの線が途切れ、役割を果たしていない場合も有ります。
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(C)落雷について
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タイの雨季は落雷が多く、家のすぐそばに落ちることもままあります。雷が激しいときはコンセントから線を引き抜くとともに、電話線もパソコンから抜いてください。落雷でモデムが故障するケースも非常に多く見受けられます。
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| (D)室内温度 |
前述しましたが、タイは年中高温の土地です。そのため、エアコンの聞いていない部屋で長時間のパソコンの使用は避けたほうが良いでしょう。また、直射日光のあたる場所での使用も厳禁です。パソコンの周りはいつも整理整頓して本や書類を立掛けたりせず、通気を良くする事も大切です。最近のパソコンはCPU、ハードディスクともに高速になり、その分昔のパソコンよりも熱が出やすくなっています。
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| (E)ホコリについて |
パソコンにとって大敵なのは、(D)で述べた温度、そしてホコリです。デスクトップパソコンは特にホコリを吸いやすく、パソコン裏側のファンの部分にホコリがたまっている事が多いです、数ヶ月に一度はホコリを吸い取ってあげてください。
工場などでパソコンを使用する場合、ホコリを完全にシャットアウトすることは不可能ですが、なるべくホコリのない場所に設置したり、使用後はカバーを掛けたりする防塵対策を講じてください。(ただし、使用するときは熱の関係からもカバーは全て取るように)
デスクトップのケースを開けてホコリを掃除するときは、かならず全ての電源を落とし、コードを抜いて開いてください。また、内部のパーツやケーブルに触れることの無いように気をつけてください。
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| (F)蟻 |
故障で持ち込まれたパソコンを調べていたところ、ハードディスク部分にアリが入り込み線を噛み切られていたために故障していた、ということがままあります。日本でなら部屋にアリが入ってくるというのは余り見かけないと思いますが、タイにいると部屋の中でアリを見かけるということがよくあります。パソコンのそばで飲み食いをすると、その屑にアリがたかりそれがパソコンの中に入って・・・ということがありますので、机の上はいつも清潔にしておきましょう。また、工場などで使っている場合は、直接床におかず、台を用意してその上に乗せる等、工夫したほうが良いでしょう。
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